オーダーキッチンの価格相場|システムキッチンとの違い・価格の内訳・費用を抑える方法と注意点

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オーダーキッチンの価格相場|システムキッチンとの違い・価格の内訳・費用を抑える方法と注意点

公開日:2026.10.15

更新日:2026.10.15

オーダーキッチンとは、寸法や構成、扉材・天板の素材などを、住まいと暮らしに合わせて選び、設計・製作するキッチンです。

規格の中から選ぶシステムキッチンとは異なり、空間に寄り添う唯一無二の一台を誂えられることが、オーダーキッチンの何よりの魅力です。その一方で、「価格の相場はどのくらいか」「システムキッチンとどのくらい違うのか」が見えにくく、予算の立て方に迷われる方も少なくありません。

本記事では、オーダーキッチンの価格相場を、システムキッチンとの違い、価格の内訳、国産と輸入の価格差、価格帯別のプラン例といった観点から解説します。あわせて、費用を抑える方法と、価格で後悔しないための注意点もご紹介いたします。

オーダーキッチンの価格相場

オーダーキッチンの価格は、どこまで自由に設計するか、どのような素材や設備機器を選ぶかによって大きく変わります。まずは、種類ごとの相場とリフォームで多い価格帯を押さえておきましょう。

種類ごとの価格の目安

オーダーキッチンは、設計の自由度によって大きく三つに分けられ、それぞれ価格の目安が異なります。いずれもキッチン本体に背面収納と施工費を含めた総額の目安です。

種類特徴価格の目安(総額)
セミオーダーキッチン用意されたコレクションや規格寸法を軸に、扉材や天板を選んで組み上げる250万〜1,000万円前後
国産のフルオーダーキッチン寸法や構成、素材まで一から設計し、国内の工場で製作する300万〜1,000万円前後
輸入のフルオーダーキッチンヨーロッパの工房で一台ずつ製作し、日本へ輸入する500万円〜(1,000万円を超えることもある)

同じ種類でも、選ぶ素材や設備機器によって価格は大きく変わります。あくまで目安として、ご自身の理想と照らし合わせる際の参考になさってください。

リフォームで多い価格帯

リフォームでオーダーキッチンを迎える場合、間口2,500mm前後のキッチンに背面収納を組み合わせ、施工費を含めた総額で350万〜750万円前後が一つの目安とされています。海外製の設備機器や天然石の天板などにこだわると、1,000万円を超えることもあります。

レイアウトが同じでも、扉と天板の素材、組み込む設備機器の違いだけで、数百万円の差が生まれることは珍しくありません。どこに費用をかけるかが、オーダーキッチンの価格を決める大きな鍵となります。

また、キッチンの周囲の床や壁、照明、ダイニングの家具までを含めて空間全体を整える場合は、その費用も予算に含めて考えておく必要があります。キッチンだけを新しくするのか、空間全体を一新するのかによって、必要な予算は大きく変わります。

オーダーキッチンとシステムキッチンの違い

オーダーキッチンとシステムキッチンは、どちらも住まいの中心を担うキッチンですが、設計の考え方や素材の選択肢、価格と納期に違いがあります。価格を比べる前に、まずはその違いを整理しておきましょう。

比較項目オーダーキッチンシステムキッチン
設計の自由度寸法や構成を空間に合わせて誂えられる規格の範囲から組み合わせる
素材の選択肢天然石・無垢材・メタルなど幅広い各社の高機能素材が中心
価格数百万円から1,000万円超まで幅広い100万円前後から選びやすい
納期長め(輸入は数か月単位)比較的短い
機能・機構シンプルな構成が中心収納や清掃性の工夫が充実

設計の自由度

システムキッチンは、あらかじめ決められた規格寸法の中から、間口や扉の色を選ぶ方式が中心です。一方、オーダーキッチンでは、間取りや天井の高さ、窓や柱の位置に合わせて、寸法や構成を柔軟に設えられます。

空間にぴったりと納まるアイランドや、壁一面を使った収納、ダイニングテーブルとひと続きのカウンターなど、住まいに合わせた設計が叶うのはオーダーキッチンならではです。

素材と意匠

オーダーキッチンでは、天然石やセラミック、無垢材、メタル、ガラスといった素材を自在に組み合わせ、空間に唯一無二の表情を纏わせることができます。キッチンを住まいの家具として捉え、リビングやダイニングとの調和まで描ける点が、システムキッチンとの大きな違いです。

機能と価格・納期

システムキッチンは、収納の工夫や清掃性など、日々の家事を支える機能が充実しています。オーダーキッチンはシンプルな構成が中心で、システムキッチン特有の機構の中には採用できないものもあります。

また、一台ずつ製作するため、価格はシステムキッチンより高く、納期も長くなる傾向があります。デザインと機能、価格のバランスをどう取るかを考えることが、満足度の高い選択につながります。

オーダーキッチンが向いている方・システムキッチンが向いている方

オーダーキッチンとシステムキッチンは、どちらが優れているということではなく、思い描く空間と暮らし方によって相応しい選択が変わります。ご自身の理想と照らし合わせて、相性を確かめてみましょう。

オーダーキッチンが向いている方システムキッチンが向いている方
キッチンを空間の主役として、家具のように設えたい日々の家事の効率や収納の工夫を最も重んじたい
素材の表情や意匠に、とことん拘りたい費用をできるだけ見通しやすくしたい
間取りや天井高に合わせて、寸法を誂えたい決められた時期までに確実に工事を終えたい
客人をもてなす機会が多く、空間の印象を大切にしたい規格の中から、使い慣れた機能を選びたい

迷われたときは、オーダーキッチンとシステムキッチンの両方のショールームを訪れ、実物を比べてみると、ご自身が何を大切にしたいのかが自然と見えてきます。

オーダーキッチンの価格の内訳

オーダーキッチンの価格は、キッチン本体、設備機器、設計・施工の費用、そして見落としやすい周辺の費用で構成されます。お見積りを比べる際は、どこまでが含まれているかを確かめることが大切です。

キッチン本体(キャビネット・扉・天板)

キッチン本体の価格は、キャビネットの構成とサイズ、そして扉と天板の素材によって決まります。とくに扉と天板は、キッチンの印象を大きく左右するうえ、費用への影響も大きい部分です。

部位費用を抑えやすい素材高価になりやすい素材
扉化粧板、メラミン、ラミネート無垢材、塗装(ラッカー)、突板、メタル仕上げ、ガラス
天板ステンレス、人造大理石セラミック、クォーツストーン、天然石(大理石など)

オーダーキッチンでは、扉の素材や色を細かく選べる分、同じ構成でも素材の選び方次第で価格が大きく変わります。

設備機器

食洗機やオーブン、加熱機器、レンジフード、水栓などの設備機器も、総額を大きく左右します。ミーレやガゲナウといった海外製の機器は、オーダーキッチンと美しく調和する一方で、機器だけで数十万円から100万円を超えることもあります。

設計・施工費

オーダーキッチンでは、プランニングや図面の作成、現地調査といった設計の費用に加え、据え付けや給排水・電気の工事費がかかります。キッチンの位置を大きく動かす場合や、天板が大きく重い場合は、工事の内容が増え、費用も上がります。

設計の費用は、キッチン本体の価格に含まれている場合と、別に計上される場合があります。プランの修正が何回まで含まれるのか、現地調査に費用がかかるのかといった点も、事前に確かめておくと安心です。

見落としやすい周辺の費用

キッチン本体や施工のほかにも、次のような費用が必要になることがあります。お見積りに含まれているかを確かめておきましょう。

  • 既存キッチンの撤去・処分費、工事中の養生費
  • 床や壁、天井の内装の張り替え
  • 換気ダクトの延長や、天井内の下地補強
  • 照明工事や、カウンターに合わせる家具の費用
  • 大きな天板の搬入にかかる費用

オーダーキッチンに組み込む設備機器と価格の考え方

オーダーキッチンでは、キッチン本体だけでなく、どの設備機器を組み込むかによっても総額が大きく変わります。ここでは、代表的な設備機器と、選ぶ際の考え方をご紹介します。

食洗機

食洗機は、国内メーカーの引き出し式と、海外メーカーの前開き式(フロントオープン)に大きく分かれます。海外製の前開き式は、大容量で一度に多くの食器を洗えるうえ、扉をキッチンの面材と揃えて美しく納められるのが魅力です。その分、価格は国内製より高くなる傾向があります。

オーブン・加熱機器

ビルトインオーブンやスチームオーブン、IHクッキングヒーターやガスコンロなどの加熱機器も、選ぶ機種によって価格に大きな差があります。壁面収納にオーブンを縦に並べて組み込むと、プロの厨房のような機能美を備えたキッチンに仕上がります。

レンジフード・水栓

アイランドキッチンでは天井から吊り下げるレンジフードが必要になり、壁付けのものより費用が高くなる傾向があります。水栓も、意匠性の高い海外製のものや、浄水機能を備えたものなど、選択肢によって価格が変わります。

設備機器は、すべてを最上位のもので揃えると費用が大きく膨らみます。日々の使い方を思い描きながら、優先順位をつけて選ぶことが、満足度の高い予算配分につながります。

国産と輸入のオーダーキッチンの価格差

同じオーダーキッチンでも、国産と輸入では価格の考え方が異なります。輸入のオーダーキッチンは、国産に比べて価格が高くなる傾向があります。その理由と、比べる際に大切にしたい視点をご紹介します。

価格差が生まれる理由

輸入のオーダーキッチンは、ヨーロッパの工房で一台ずつ製作し、船便などで日本へ運ぶため、本体価格に加えて輸送費や輸入にかかる諸費用が加わります。為替の動きによって価格が変わることもあります。

また、天然石や無垢材、メタル仕上げといった高価な素材が選ばれることが多いのも、価格差が大きくなる理由の一つです。たとえばイタリアのフルオーダーキッチンを手がけるミッテルクッチーネでは、税込550万~1,650万円(税別500万〜1,500万円)の価格帯でご注文いただくケースが多くなっています。

価格だけでなく比べたいこと

輸入のオーダーキッチンは、空間の主役となる意匠や、世代を超えて使い続けられる素材の質、家具やインテリアまでを一つの世界観で設える提案力が魅力です。価格の差を超える価値と感じる方も少なくありません。

比べる際は、本体価格だけでなく、何年使い続けたいか、どのような空間で過ごしたいかという視点も大切にしてください。輸入キッチンならではの費用の内訳や、見積りの際に気をつけたい点については、輸入キッチンの価格と注意点で詳しくご紹介しています。

レイアウト別に見るオーダーキッチンの価格

オーダーキッチンの価格は、キッチンのレイアウトによっても変わります。キャビネットの数や天板の面積、背面や側面の仕上げ、換気設備の種類が異なるためです。代表的なレイアウトごとの傾向をご紹介します。

壁付けのI型キッチン

シンクと加熱機器を壁に沿って一列に並べる、最もシンプルなレイアウトです。背面や側面が壁に接するため、仕上げにかかる費用を抑えやすく、オーダーキッチンの中では価格を見通しやすい形です。

対面式のペニンシュラキッチン

キッチンの片側を壁につけ、ダイニング側に向けて設える対面式のレイアウトです。ダイニング側から見える面の仕上げが加わるため、壁付けより費用は上がりますが、家族と会話を愉しみながら料理ができる人気の形です。

アイランドキッチン

四方を回り込める独立したキッチンで、空間の主役となる存在感があります。四方すべての面を美しく仕上げる必要があり、天井から吊り下げるレンジフードや、配管・配線の工事も加わるため、最も費用が大きくなりやすいレイアウトです。

機能を二つに分けるII型(セパレート型)

アイランドにシンクを、背面の壁側に加熱機器を配置するなど、機能を二列に分けるレイアウトです。アイランドに火を置かないため、油はねやにおいが広がりにくく、レンジフードも壁付けのものを選べます。一方で、アイランドと背面カウンターの二つを造るため、天板やキャビネットの費用は大きくなる傾向があります。

レイアウト特徴費用の傾向
壁付けのI型背面・側面が壁に接するシンプルな形抑えやすい
ペニンシュラ片側を壁につけた対面式中程度
アイランド四方を回り込める独立型高くなりやすい
II型(セパレート)アイランドと背面カウンターに機能を分ける天板・キャビネットの費用が増えやすい

素材別に見るオーダーキッチンの価格

オーダーキッチンでは、扉材と天板の素材を自由に選べる分、素材の選び方が価格を大きく左右します。ここでは、代表的な素材の特長と価格の傾向をご紹介します。

扉材の価格の傾向

扉材は、キッチンの表情を最も大きく決める要素です。化粧板やメラミンは色柄が豊富で費用を抑えやすく、塗装(ラッカー)は深みのある艶やマットな質感を、突板や無垢材は木目の温もりを愉しめます。メタル仕上げやガラスは、硬質で洗練された印象に仕上がる一方、高価になりやすい素材です。

天板の価格の傾向

天板は、見た目の美しさに加え、日々の使い心地や手入れのしやすさにも関わる部分です。ステンレスや人造大理石は比較的費用を抑えやすく、セラミックやクォーツストーンは傷や熱に強く上質な質感を備えた中〜高価格帯の素材です。天然の大理石などは、唯一無二の模様と重厚な存在感がある一方で、最も高価になりやすい素材といえます。

新築とリフォームで異なるオーダーキッチンの費用

オーダーキッチンの本体価格は、新築でもリフォームでも大きくは変わりません。費用に差が生まれるのは、主に工事の内容です。

新築の場合

新築では、建物の設計段階からキッチンの位置や配管の経路を計画できるため、工事費を比較的抑えやすいのが特長です。キッチンの寸法やレンジフードの位置、天井の下地補強、照明の配置まで早めに決めておけば、無駄な追加工事を避けられます。

リフォームの場合

リフォームでは、既存キッチンの撤去や処分、工事中の養生が加わります。キッチンの位置を大きく変える場合は、給排水や換気ダクトの移設、床や壁、天井の内装の工事も必要になり、費用と工期がともに増えます。マンションでは、管理規約や配管の状況によって、希望の配置が難しい場合もあるため、プランを固める前に現地調査で確かめておきましょう。

価格帯別に見るオーダーキッチンのプラン例

予算によって、どのようなオーダーキッチンが叶うのかを、価格帯ごとのプラン例でご紹介します。いずれも一般的な構成の例で、実際の価格は素材や設備機器、施工の条件によって変わります。

総額300万円前後:セミオーダーの壁付けキッチン

規格寸法を軸にしたセミオーダーで、間口2,500mm前後の壁付けキッチンに背面収納を組み合わせるプランです。扉は化粧板やメラミンの豊富な色柄から選び、天板はステンレスや人造大理石を合わせます。システムキッチンにはない意匠を、比較的見通しやすい費用で取り入れられる価格帯です。

総額500万〜750万円前後:国産フルオーダーの対面キッチン

空間に合わせて寸法を決めた対面キッチンやアイランドキッチンに、背面収納を一体で設えるプランです。天板にセラミックやクォーツストーン、扉に突板や塗装を選ぶなど、素材にも拘りを反映しやすくなります。

総額1,000万円前後~:輸入フルオーダーのアイランドキッチン

ヨーロッパで製作するフルオーダーのアイランドキッチンに、壁一面のトールユニットを組み合わせ、海外製のオーブンや食洗機を組み込むプランです。天然石の天板や無垢材、メタル仕上げを自在に掛け合わせ、空間全体を一つの世界観で描くことができます。

ミッテルクッチーネでは、セラミックの天板にオーク仕上げの扉を合わせたアイランドと、メタル仕上げのトールユニットを組み合わせるなど、住まいに合わせた唯一無二のプランを手がけています。アイランドキッチンを検討されている方は、アイランドキッチンの価格・費用の相場で、メーカー別の価格やサイズ別の目安も詳しくご紹介しています。

オーダーキッチンの費用を抑える方法

オーダーキッチンは、自由度が高い分、費用も膨らみやすいキッチンです。とはいえ、拘る部分と標準に留める部分を見極めれば、予算の中でも満足度の高い一台を迎えられます。ここでは、費用を賢く抑えるための方法をご紹介します。

セミオーダーという選択肢を検討する

寸法や構成を一から設計するフルオーダーではなく、規格寸法を軸にしたセミオーダーを選ぶと、費用を抑えやすくなります。意匠性の高い扉や天板を選べるセミオーダーも多く、システムキッチンでは物足りないけれど、フルオーダーまでは考えていない方に適した選択肢です。

拘る部分を絞り込む

空間の印象を決めるのは、天板と、ダイニングやリビングから見える扉や側面の仕上げです。これらには上質な素材を選び、キャビネットの内部や扉の奥に隠れる収納は標準的な仕様に留めることで、予算を抑えながらも空間に格調を纏わせることができます。

設備機器は使い方から優先順位をつける

設備機器は、すべてを最上位のもので揃えると費用が大きく膨らみます。来客が多いなら大容量の食洗機を、本格的な料理を愉しむならオーブンをといったように、ご自身の使い方から優先順位をつけて選びましょう。

既存の配管や位置を活かす

リフォームの場合、キッチンの位置を大きく動かすと、配管や配線、内装の工事が増え、費用がかさみます。既存の給排水や換気の位置を活かした配置にすることで、工事費を抑えやすくなります。

オーダーキッチンの見積りを依頼する前に準備したいこと

オーダーキッチンの見積りは、伝える情報が具体的であるほど精度が上がり、比較もしやすくなります。見積りを依頼する前に、次の点を整理しておきましょう。

設置場所の寸法と図面を用意する

キッチンを置く場所の幅や奥行き、天井の高さ、窓や柱の位置がわかる図面があると、実現できるサイズや配置を正確に検討できます。リフォームの場合は、既存の配管の位置や、床下・天井裏の状況も、現地調査で確かめてもらいましょう。

理想のイメージと優先順位を伝える

気になるキッチンの写真や、譲れない素材、欲しい設備機器を伝えておくと、担当者も予算に合わせた提案をしやすくなります。「天板は天然石にしたい」「食洗機は大容量にしたい」など、優先順位を決めておくと、予算の配分も相談しやすくなります。

予算の上限と工事の時期を伝える

予算の上限と、工事やお引っ越しの時期をあらかじめ伝えておくと、その範囲の中で実現できる最善のプランを提案してもらえます。とくに輸入のオーダーキッチンは製作と輸送に時間がかかるため、時期の共有は欠かせません。

オーダーキッチンの価格で後悔しないための注意点

オーダーキッチンは高額な買い物だからこそ、価格の面で後悔しないための備えが欠かせません。お見積りや契約の前に、確かめておきたい点をご紹介します。

見積りに含まれる範囲を確かめる

オーダーキッチンのお見積りは、会社によって含まれる範囲が異なります。キッチン本体のほか、設備機器、設計費、施工費、既存キッチンの撤去や処分、内装の工事などが、どこまで含まれているかを確かめましょう。範囲がそろっていないと、複数のお見積りを正しく比べることができません。

できることとできないことを把握する

オーダーキッチンはデザインの自由度が高い一方で、メーカーによっては対応できない形状や機構もあります。システムキッチン特有の機能を求める場合や、どうしても外せない設備がある場合は、プランニングの早い段階で伝え、実現できるかを確かめておきましょう。後から仕様を変えると、追加の費用や納期の遅れにつながることがあります。

納期と工事の時期を見込んでおく

オーダーキッチンは一台ずつ製作するため、システムキッチンより納期が長くなります。とくに輸入のオーダーキッチンは、プランの確定から数か月単位を見込む必要があります。たとえばミッテルクッチーネの場合、プラン確定から約4〜6か月が目安です。新築やリフォームの工程に間に合わせるためにも、早めにご相談を始めましょう。

依頼する会社を慎重に選ぶ

オーダーキッチンの満足度は、どの会社に依頼するかによって大きく変わります。提案の質や施工の確かさ、お引き渡し後のアフターサポートまで含めて、信頼して任せられる会社を選ぶことが大切です。オーダーキッチンのメーカーの選び方や、国産と海外の違いについては、オーダーキッチンメーカーの選び方で詳しく解説しています。

保証とアフターサポートの費用を確かめる

オーダーキッチンは永く使うものだからこそ、お引き渡し後の備えも価格の一部と考えておくことが大切です。保証期間の長さや対象、保証期間を過ぎた後の点検や修理の費用は、会社によって異なります。

とくに輸入のオーダーキッチンは、部品を現地から取り寄せる場合に時間や費用がかかることがあります。契約前に、保証の内容と、不具合が起きたときの窓口、部品の手配の流れを確かめておきましょう。ミッテルクッチーネでは、お引き渡し後1年間のメーカー保証を設けているほか、その後も不具合やご不明点のご相談を承っております。

オーダーキッチンの価格に関するよくあるご質問

オーダーキッチンの価格や相場について、よく寄せられるご質問をご紹介します。予算づくりの参考になさってください。

Q. オーダーキッチンの価格相場は、どのくらいですか?

A. 種類や素材、設備機器によって大きく異なりますが、セミオーダーで250万〜1,000万円前後、国産のフルオーダーで300万〜1,000万円前後が目安です。輸入のフルオーダーキッチンでは、500万円から1,000万円を超えることもあります。

Q. システムキッチンと比べて、どのくらい高くなりますか?

A. システムキッチンは100万円前後から選びやすいのに対し、オーダーキッチンは数百万円からが一般的です。素材や構成の自由度が高い分、価格の幅も大きくなります。

Q. 見積りは無料で依頼できますか?

A. 多くのメーカーや販売会社では、無料でプランニングやお見積りを承っています。ミッテルクッチーネでも、無料でプランとお見積りをご提案しております。

Q. オーダーキッチンのショールームは予約が必要ですか?

A. 予約制のショールームが多くあります。担当者と相談しながら、素材や仕上げをゆっくりと確かめるためにも、事前のご予約をおすすめします。ミッテルクッチーネの二子玉川ショールームも、完全予約制で承っております。

Q. ローンを利用することはできますか?

A. 販売会社によっては、金融機関と提携したローンを利用できる場合があります。ミッテルクッチーネでも、ローンのご相談を承っております。

Q. オーダーキッチンの価格は、どの素材を選ぶかで大きく変わりますか?

A. 大きく変わります。とくに扉と天板は、同じ構成でも素材の選び方によって数百万円の差が生まれることがあります。空間の印象を決める部分に上質な素材を選び、見えない部分は標準的な仕様に留めると、予算を配分しやすくなります。

Q. リフォームでもオーダーキッチンを選べますか?

A. はい、選んでいただけます。既存キッチンの撤去や配管の移設が必要になる場合があるため、プランを固める前に現地調査を行い、実現できる配置と工事の内容を確かめることが大切です。

Q. オーダーキッチンの納期は、どのくらいかかりますか?

A. 国産のオーダーキッチンでも、システムキッチンより長めの納期を見込む必要があります。輸入のオーダーキッチンでは、プラン確定から数か月単位が一般的で、ミッテルクッチーネの場合は約4〜6か月が目安です。

まとめ:オーダーキッチンの価格は種類と素材、総額で比べて考える

オーダーキッチンの価格は、セミオーダーか、国産のフルオーダーか、輸入のフルオーダーかによって大きく異なり、同じ種類でも扉や天板の素材、設備機器の選び方によって数百万円の差が生まれます。システムキッチンに比べて価格は高くなりますが、空間に寄り添う唯一無二の一台を誂えられることは、何物にも代えがたい魅力です。

大切なのは、本体価格だけで判断せず、設備機器や施工費を含めた総額で比べること。そして、拘る部分と標準に留める部分を見極め、予算を賢く配分することです。そうすることで、限られた予算の中でも、住まいの主役に相応しいオーダーキッチンを迎えられます。

イタリアのフルオーダーキッチンを手がけるミッテルクッチーネでは、ご予算やご要望に合わせたプランとお見積りを、無料プランニングにて承っております。具体的な図面がなくとも、理想の暮らしへの想いをお聞かせいただくところから、唯一無二のキッチンを共に造り上げてまいります。

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