
高級感を保ちながらコストにも配慮し、和の素材を取り入れた空間に馴染むキッチンをつくりたいというご要望から生まれたオーダーキッチンです。
キッチンには、木の質感を感じられるイタリア・メラミニコのRibbed Eucalyptus(リブド・ユーカリプタス)とPolveri Sabbia(微塵)を組み合わせ、ワークトップにはベージュトーンのセラミックを採用。ワークトップとシンク、壁面の素材をつなげることで、複数の素材を取り入れながらも、統一感のある空間に仕上げています。
CUSTOMER’S REQUEST
高級感を保ちながら、コストにも配慮したキッチンに
お客様が求めていたのは、コストを抑えながらも、高級感のあるキッチンです。
また、キッチンだけが目立つのではなく、和の素材を取り入れた周囲の空間にも自然に馴染むデザインをご要望されました。
そこで、素材の選び方や色味の組み合わせに配慮し、限られた予算の中でも仕上がりの質感を損なわないことを重視。キッチン単体ではなく、周囲の建築やインテリアとのバランスまで考えながらプランニングしました。
DESIGN
ワークトップから壁面まで素材をつなげ、統一感を演出
空間との調和を考え、ワークトップには周囲のインテリアに馴染むグレ―のセラミックを使用しました。また、ワークトップとつながる一体型のセラミックシンクとし、壁面にもセラミックパネルを取り入れることで、統一感のある空間に。ワークトップ、シンク、壁面に同系統の素材を取り入れることで、それぞれの面が自然につながり、すっきりとした印象をつくっています。
キャビネットには木の質感を感じられる素材を取り入れ、セラミックとのコントラストを演出できます。木の温かみとセラミックの落ち着いた印象が重なることで、和の素材を取り入れた空間にも馴染む、穏やかな雰囲気にまとまりました。
また、素材を多く取り入れても空間が雑然として見えないよう、色味を抑えた構成としています。高級感を演出するために素材を増やすのではなく、選ぶ素材とその組み合わせを工夫することで、上質さを感じられるデザインに仕上がりました。

MATERIAL
木とセラミック、それぞれの質感を生かした素材選び
キッチンはイタリア・メラミニコRibbed Eucalyptus(リブド・ユーカリプタス)とPolveri Sabbia(微塵)を使用しています。
イタリア・メラミニコのRibbed Eucalyptusは、スモークユーカリのリブ加工(縦縞・凹凸の立体的なカット)をメラミンで表現し施した素材です。表面の凹凸によって光の当たり方に変化が生まれるため、見る角度によって陰影が変わり、キッチンの艷やかな雰囲気や高級感を楽しめます。落ち着いた色味のため、空間にも馴染みやすい仕上がりになりました。
Polveri Sabbiaは砂埃や砂の粉を指します。ヴィンテージ感や温かみのある風合いが特徴です。木の立体感を引き立てながら、キッチン全体の印象を柔らかくまとめる役割を担っています。
また、ワークトップとシンクには、セラミックGrigioを使用しました。落ち着いた色味のセラミックをワークトップに取り入れることで、木質感のあるキャビネットとのコントラストを抑え、空間に自然に馴染むように整えました。
さらに、ワークトップとシンクを一体的に見せるだけでなく、壁面にもセラミックパネルを採用。キッチンの水平面と壁面で素材をつなげることで、複数の素材を使いながらも、まとまりのある印象を生み出しています。
Ribbed Eucalyptusの立体的な木の表情、Polveri Sabbiaの柔らかな色味、Grigioの落ち着いたセラミック。それぞれ異なる素材の個性を生かしながら、色調を穏やかにまとめることで、素材感を楽しめる上質なキッチンに仕上げました。
AFTER
予算に配慮しながら、質感にもこだわったキッチン
完成したキッチンは、予算への配慮と素材の質感を両立した、落ち着きのある空間となりました。木の質感を感じられるキャビネットに柔らかな色味のセラミックを組み合わせ、ワークトップからシンク、壁面まで素材をつなげることで、キッチン全体に統一感を持たせています。
和の素材を取り入れた周囲の空間にも自然に馴染みながら、素材それぞれがアクセントとなり、シンプルな中にも豊かさを感じられます。
お客様からも、「予算がありながらも、質感を落とさず、納得のいくキッチンが実現できた」とのお声をいただいています。
コストとのバランスを考えながら素材の選定や組み合わせを工夫することで、価格だけではなく、完成したときの質感や空間との調和まで追求したキッチンです。
